暗号アジリティとは|「今の暗号は安全か」ではなく「次に切り替えられるか」
PQC(耐量子暗号)移行で急に聞くようになった「暗号アジリティ」。暗号方式を、システムを作り直さずに入れ替えられる状態を保つ設計と運用のことです。過去の暗号の入れ替えが10年単位…
PQC MIGRATION
耐量子暗号(PQC)への移行を、暗号の基礎から企業の実践まで。RSAやTLSの仕組み、量子コンピュータの脅威、NIST標準化の動向、移行プロジェクトの実務を解説します。
PQC(耐量子暗号)移行で急に聞くようになった「暗号アジリティ」。暗号方式を、システムを作り直さずに入れ替えられる状態を保つ設計と運用のことです。過去の暗号の入れ替えが10年単位…
PQC(耐量子暗号)移行の話をすると、ほぼ必ず「2030年頃からでいいのでは」と返ってきます。技術論から入った説明も、危機感を強調した説明も通じませんでした。通じたのは「今やるこ…
スマホの通信からビットコインまで、いま最も広く使われている公開鍵暗号が楕円曲線暗号(ECC)です。RSAより短い鍵で同等の安全性を実現する仕組みを式なしで解説し、量子コンピュータ…
PQC移行の第一歩である暗号資産の棚卸し。私たちは金融機関の案件で、商用スキャンツールの検証から開発環境への導入までを実施しました。意外だったのは「想定外の発見がなかった」こと、…
ダウンロードしたファイルは本物か。パスワードはどう保管されているのか。その裏で働いているのがハッシュ関数です。データの「指紋」を作るこの仕組みを、数式なしで解説します。
量子コンピュータに耐える新しい暗号——PQCの世界標準は、8年がかりの公開コンペで選ばれました。ML-KEMやML-DSAとは何者で、標準化はどこまで進み、企業は何から始めるべき…
「量子コンピュータが暗号を破る」——よく聞くが、なぜ破れるのかを説明できる人は多くありません。Shorのアルゴリズムの考え方を式なしで解説し、「まだ先の話」と言い切れない理由(H…
Webサイトの鍵マークは「暗号化されている」だけの意味ではありません。相手が本物であることを保証する証明書と、その信頼を支えるPKIという仕組み。企業の実務に直結する裏側を解説し…
暗号には「速いが鍵の受け渡しが問題になる共通鍵」と「鍵配送を解決したが遅い公開鍵」の2系統があります。実際の通信はこの2つの合わせ技。TLSを例に、暗号の役割分担を整理します。
インターネットの安全を40年以上支えてきたRSA暗号。「大きな数の素因数分解は難しい」という一点が、なぜ暗号の強さになるのか。数式を使わずに仕組みを解き、量子コンピュータで崩れる…